陽気に大声を出す家族と月夜
ここのところ、小説をぜんぜん読まなくなった。
学生の頃は、毎日読んでいたけれど、このごろ、仕事があるし、小説を読む時間をつくりにくい。
時間があっても、ゆったりと小説を読むという心になかなかなれないので、見ていたとしてもおもしろく感じられない。
ただ、かなりはまる小説に久しぶりに出会いたい。
村上春樹さんや村上龍さんの小説がかなり好きだから、お二人が賞をとった群像文学新人賞が私の好みのものがあるかと思って読んでみることが多いが、二人のようにがつんとくるものはなかなかない。
けれど、次の世代の光っている若手がいないかと気になるからまた読んでみたい。
けれど、純文学なのだからと無理に難しい言葉を並べているけれど中身が伝わりにくいものも多いから残念だ。
夢中でダンスする君と読みかけの本
此の程、長編小説を精読することは少なくなったが、過去に北方謙三さんの水滸伝に魅了されていた。
昔に訳された水滸伝を軽く見た時は、おもしろく感じることがなく、夢中にならなかったが、水滸伝の北方版を読みとおしたときは、興奮して、読み進めるのが止まらなかった。
業務のなか休みや帰ってからの夕食中、お風呂でも精読して、1日一冊ずつ読みあさっていた。
登場人物が人間味あふれていて、男らしい人物が大変多く、そこに熱中していた。